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本場泥染奄美大島紬 月うさぎ柄 [pleasure]

すっかり更新、サボってました。
だって妊娠しちゃったんだもん。2人目。相変わらず悪阻なし。一歳児は手間がかかり、やることもいっぱい。毎週のように(違うけど)予防接種に連れてかなきゃなんないし、内分泌科の診察は増えるし。産科にも行かなきゃなんないし。否、これは二年前とて同じなのだけど、Zが要るので仕方なく義母に預けるでしょう?すると引き取りに行くと一時間延々お茶のみに付き合わされ…いやいや、タダで預かってもらっているからそのくらい、なのかもしれないけれど、その一時間がないからブログなんか書いてる暇がないのよう!とまぁ、車の中で文句を言いつつ、買い物して帰ってくるともうAが帰るメールしてたりして、時間ってあるようでないもんだと更に反芻する羽目になり。そうこうするうちに今年は雪が早くも降り、ウチの辺りは都度融けるものの、夜になると凍り、とうとう外出禁止令発令。Zを抱えて外階段を下りるのは言われなくったって危険だわ。
それでも病院は行かなきゃなんないし、雪は降っては融けだし、そして凍るし、偶に霰だか雪だか解らないような物体は降りよるし、で、とうとうAがシメタとばかりに仕事を休んで病院に付き添ってくれ出す始末。病院の帰りにふらふら古町だの万代だのやれ振込だやれ引き出しだだなんてことが、出来ないー!あのね、買わなくったって買えなくったって服も化粧品もアクセサリーも小物もカトラリーもキッチン用品も雑貨も靴も鞄もアクセも本も、実物がずらっと並んでいるところが見たいのよう!何もかもネットで買えたって、それじゃ駄目なの!…というのはAには通じない。奴は本以外は何ら買わないから。服?Tシャツが3枚シャツが2枚Gパンが2本靴下は7足パンツが7枚季節に応じたジャケットがあれば他に何が要る?という男。服飾代に金がかからないが、毎度同じものを着ているようにしか見えない。まぁそれは本人がいいのだとしても、それを良しとしない女の心持ちを解ってもらえないのが何とも痛い。このストールは先週使ったわぁ、毎度毎度ティペットっていうのも芸がないでしょう?スカート赤系なのに靴青系って何よこれ、そもそもコートが同じって…という着道楽まで至らないけど少しぐらいコーデしたいのっていう気持ち、女性なら誰でもあると思うの。

が、『病院終わったんだから帰るよ』この一言で古町にいるのに三越も見ず、万代を通ったのにラブラも伊勢丹も見ず、午後の部の日本和装のイベントにふらっと寄ることも出来ず、食料品だけはとイオンに寄ったにも拘らず専門店街は何一つ覗けず、すっかり世の中から取り残された気分。車のラジオは殆どアイドル系J−POPで、偶にかかっても何かチャイナかコリアンの色がするんですけど?で、そうじゃなくてと思っても、大成するアーティストになるのかどうかさっぱり解らない。まぁ、これは東京で今のJ-waveを聞いていたとしても同じことかもしれないけれど。マライアだクラプトンだスキャットマンジョンだブリトニーだという時代が懐かしい。

物凄く脱線しました。

ずっとヤフオクで出てた大島紬で、欲しいなぁという柄がひとつあったのですが95,000円〜というヤフオクで払うには私には無理!な額でイジイジ毎日ページを開いては誰にも落とされていないことを確認して入札せず、な毎日を約一年以上続けていたのですが再検索したら同じ柄で仕立ててあって、裄が少し足らなくて単衣で直線ミシンだけど、というものが出てるじゃありませんか。
うーん。
裄が足らないと長襦袢が飛び出すんだよね。単衣なんて着る季節短いから袷がいいんだよなぁ。ミシンだと仕立て直し嫌がられるんだよね。
でもね、反物状態の値段が半分以下なのよ。それだって私にはあっぷあっぷだけど、これを逃して10万払う元気は私にはない!反物はそれから先仕立諸々で3万かかるんだし。その点仕立上がりなら最悪このまま着ちゃえばいい訳で。
言い訳を並べて手許に届きましたよ、大島紬。
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兎に月で、最初に仕立てた人が夏向きだわと思ったのは何となく解るんだけど、今あんまり月見ってどうかしら?やっぱりこれは裄出しして袷にしよう。ちゃんと証紙もついてるんですよ。
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ところで、つい先日ステルスマーケティングとペニーオークションがニュースになりましたね。
ヤフーや楽天がそういう体制をとっていないのは重々承知ですが、今回この大島紬を買った時、先に述べた通り反物がずっと先に出てて、それとは別に縫い上がりリサイクル品が別の出品者から出されていたものを買ったのですが、偶然なのか、縫い上がりを落札したと同時に反物は出品を取りやめてしまったのです。まるでこの柄が一反しか存在してなくて、反物と縫い上がりという形でそれぞれ競りに出していたけれども、縫い上がりという形で売れてしまったので已む無く反物が出せなくなり出品取りやめにした、みたいなタイミングです。もし、反物の方を落札してたら、縫い上がりの方はどういう風に対応していたのでしょう。
入札料を稼ぐようなせこい商売じゃないのは解っているのですが、回線の向こうにもしかしたら個別の出品者の後ろに巨大きものブローカーみたいのがいて、『こんなんありまっけど、おたくさんらで売ってみんしゃい。早い者勝ちでっせぇ。ナニ、品もんはウチが保管してますよって倉庫要らないでっしゃろ。発送もおたくさんの名前と住所で送るさかい、上手に高う売っておくんなはれ』みたいな商売しているような、そんな錯覚に陥ってしまう、絶妙なタイミングだったのでした。
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因みに反物で出してたのは静岡の業者さんで、縫い上がりは大阪の業者さんでした。
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タグ:大島紬
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