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男って実はファンタジーが好きなの? [obstetrics]

旦那Aが最近すっかりライトノベルにはまっている。それも携帯小説系の。近々でどハマりしていたのは、転生したらスライム〜。なにかことあるごとに転スラと口癖づいて、耳障りったらこの上ない。以前からスペースファンタジーとかノベルスで買い集めてそういえば熱心に読んでたっけな(Aの場合、行動が淡々としているので本人的に燃え盛っていても傍目からはしれれんとしているようにしか見えない)と思いつつ、事態を静観していた。もっと前から読み耽ってはいたようだったが、厄介な口癖が発生し出したのは半年くらい前からだろうか。現実的な経済小説だの悲壮なプロレタリア文学やら江戸風情漂う時代小説だとか荒波を掻い潜る戦争小説やらに余所見しないところを鑑みるに、これはもう単純にファンタジーが好きなんだな、特にゲームのように簡単に数値化できそうな感覚のが。敢えて言っておくと、読んでみた感じ、読み易いし、淡々と成功譚で面白いと思う。面白いを面白いと言うことのなにが悪いとか申しませんのことよ。
斯言う私は私でどっぷりQUEEN漬けになって、ちょび髭胸毛マンの陰で黙々とベースを弾くジョン・ディーコンに釘付けになっておりました。ギンギンのハードロックからワルツからボサノバまでこなすQUEENは正直面白くてあぁなんでフレディ死んじゃったかなぁ、ジョン禿げちゃったなぁ、ブライアンバッハみたいだなぁ、ロジャーサンタクロースみたいだなぁと遺作を漁りまくっていたのですが、歌詞を繙いてみると、意外とメルヘンでファンタジーだったりする。バッハになっちゃた博士ですら’39なんかサイエンスファンタジーの極みだろう。フレディの作には有り得ないほどのファンタジーワールドが奥深く広がっていて海あり森あり妖精がいて魔法いっぱいであぁもうどんだけ?寧ろジョンの方が、女の子が僕のこと蔑ろにする〜とかトリガーハッピーにお前も殺してやるだとかどうにも殺伐としてるくらい。いや脱線した。結局みんなファンタジー大好きなのね?えぇ、私もロードス島戦記にはまった過去を否定しませんのよ。文学は現代において男女の差別なく発表できるところだと思うけれど、それでも二、三十年前までは『女流』なんて言葉が冠についていたくらいだから、やはり男の主戦場だった訳で。そう考えるとこの世に溢れかえる書籍の中の、ファンタジーに分類されるものの殆どが男性諸氏によって書かれたものであることになる。女性が表現からの出版という道筋を阻まれていただけなのだろうけど、…男ってファンタジー書くのも読むのも結局好きなの?それもいい歳したおっちゃん爺ちゃんが?
ジェンダーを語ると異論が物凄い上がるから、まあこういう書き方は本当はいけないのだけれど、敢えて言う。
女の子は砂糖菓子でできています。
おっさん達は砂糖でできています。割とふわふわです。
女性は中年以降は米糀です。適切に扱わないと全滅します。
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