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天竜寺が [my friends&ralationships]

秋の紅葉、見に行くなら清水寺と天竜寺どっちがいいという問いがあった。
正直に言うならそんな人を見に行くようなことはしたくない。寧ろホームセンターにでも行っていい感じに紅葉してきている苗でも見てこれうちに植えちゃろかと考える方がなんぼか楽しい。
…いやそういう厭世的なことは。
じゃなくて、天竜寺ですよ。
中学の修学旅行で京都奈良というお決まりのコース、6〜7人の班行動、全員になにかしらの役が振られていて、私は自由行動というか自主行動(?)のタイムキーパーだった。日程は奈良からだった。亀石だとか法隆寺だとか、と先にコースを組んでる訳だけど、中学生にしてみれば古代遺跡なんか殆ど興味ない訳で。特に奈良は自然物なのか人工物なのかよくわからん遺跡がごろごろ、そこにロマンだの学術的興味だのが見出せない女子中学生集団とくりゃ、当然あからさまなお寺だとか建物とかでない限りどうでもよくなってしまい、大体お寺の近くには土産物屋がいっぱいあって。
時間、狂いっ放し。
挙句、亀石は歩いていかなきゃなんないし時間無くなったから端折ろうよとか言い出して。えー。ここまで急げ急げって急かしてきた私の努力は何処へ?まぁ、多数決には敵わない訳で、予定のタイムラインはぐだぐだだった訳ですよ。
京都に移動してからも万事こんな感じで、割と最後の方の日程での自主行動(?)で、夕方◯時までに天竜寺に集合、という大まかな日がありまして。
その日もぐだぐだだった訳ですよ。
その晩、そういう疲れで寝てしまった私ですが、朝起きたらみんなに謝られるんですわ。
『ごめんねぇ、あんたがそんなに時間に追い詰められられてると思わなかった』
はぁ、いつもの私は時間にルーズですよ。間に合わなくったって、許してもらえりゃそこら辺自他共にどうでもいいと思ってますよ。
『あんた寝言でずっと、天竜寺が〜天竜寺が〜って繰り返しててさ…本当にごめん』
へ?あ、そういうオチ。夢を見ていた記憶すらないんだけど、まぁ解ってもらえてよかったとすっか。と思っていたら、寝てる間、という話題がもう一つあって、天竜寺はどこかヘ行ってしまった。
因みにもうひとつの話題なるは、Hというちょっと素っ頓狂な(でも現役で早稲田の商学に受かり、教師陣になんで東大も受けなかったのと詰め寄られた螺子の飛んだ秀才)友人が敷き詰められた布団群の真ん中で寝ていたのだが、彼女の周りの友人達が朝彼女に文句を言っていて、聞けば一時間ごとに彼女の周囲をひとりずつ蹴り飛ばして起こしていたらしい。皆蹴られたということからHは大の字になって時計回りに一周して被害を出したということがわかり、彼女は寝相が悪い認定されていたのだった。
うん、私は昼間の出来事を呑み込んで夢に持ち越す認定されてましたよ。

それが私の天竜寺の記憶。
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