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もう、滅べばいい [obstetrics]

もう直ぐ正月です。
正月支度なんて餅くらいしかしないのだけれど、餅と同時に出回るのが、橙。現在飾りとしてとしか機能していない橙ですが、橙の果汁とか、果皮とかとても有用なので葉つきじゃなくていい橙の実がほしいのです。で、昨日三条の方まで足を伸ばしたので途中あちこちの産直市場を寄り寄り橙売ってないか見て歩いたのですが、収穫ゼロ。まぁ、新潟で橙を売れるようなものを育てようって、無理なんでしょうけどねぇ。
蜜柑なら和歌山や熊本や静岡からバンバン移入していて、その流れであるかと思ったのですが。

橙、ビターオレンジ。本来ママレードといえばこれで作るものなのだそうです。橙果汁でポン酢作ると激ウマ。お飾りなんて無駄なのでそういう風に使いたい。だから葉っぱ要らない。

実は確実に売っているところ、知ってるんです。
それは新潟の本町と呼ばれる、古町の隣の場所。イトーヨーカドーを中心に空き店舗の多い商店街を形成している上大岡という辺り。そこのまさにイトーヨーカドーの真ん前の露天商が常に確実にこの時期仕入れるんですわ。でもね、正直あんまりその店、いい印象がない。露天商って店舗を持たない安易さというのだろうか、高飛車さというか、売りたいものを売りたいように売る、というのか、ここまで持ってきてやってるんだぞというか。いやそれおかしいでしょ。なり口が茶色く変色して半分グズグズになりかけてるルレクチェとか、先の方が乾びちゃってるさつま芋とか、よくそれ、スーパーより高い値段で売ろうって気になるよね、と思いつつ、橙を探す…ありました。
箱にぎゅうぎゅうに押し込められて、殆ど青くて、皮は傷だらけ、小さい。これで150円?去年は100円で、暮れが差し迫ったら200円に値上げしてた。今年はそんな値上げされたの買うの嫌だったので出不精を押して本町まで来たのだけれど、枝を持つな、子供に触らせるな、横でブツブツ。挙句、なってない母親だな、とか言い出し。
子供に棘があるから気をつけて実だけ持つように言ったものの、身の部分は枝を上にされているからそうできるわけないじゃん。見栄え重視の橙、C級品のくせにとうとう箱を下げてしまった。恥じ入って下げたならともかく、お前に売るもんかとそういう行動だったのはババー(店主)とオヤジ(息子)の顔からありありとわかる。枝が子供のせいで取れたら私が買うわい。客に品物を存分に見せることもなく、客に難癖つけて挙句売らない。
今までこの死にかけ商店街を生温く見守って、できれば存続したらいいんじゃない?とか思ってきたけど、一気に冷めた。まずこの露天商、滅べ。中国産のくわいなんか平気で並べやがって。そういうの許容してる商店街ごと滅べ。イトーヨーカドー、撤退してしまえ。薄利多売のスーパーが客に存分に触らせて、ロスを見込んでいるのと同じ感覚で露天商で買い物しようっていうのはあかんかったなとは思うけれど、もう時代はそういう流れだから。
頭にきたのでそこでは買い物をせず(当然橙は買えなかった)、昔からちゃんと店舗を構えている通りの端、小転売を出たところにある八百屋に行って黒くわい、ごいを買う。さっきの露天商では100g300円、こっちじゃ250円、そしてずっとものがいい。橙が置いてあれば即買ったのにと思いつつ帰る。探し回るのももう不愉快だ。ネットで探したら、売ってた。送料は痛いが、あの不愉快な、汚い橙を買うよりきっとマシ。あの辺りにお住いの方、あの路上に並べられた雑な露店で買うの、やめましょう?そういう不愉快なおっさんと婆さんがやってるんですよ。新潟市もそういう商店街に補助金なんか出すの、やめたらいい。だから政令指定都市の中で唯一赤字転落になったりするんだ。
心の中で毒を吐きつつ車を飛ばして帰り着く。出かけるんじゃなかった。








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