創作手染襦袢『粋趣』の動物達のサーカス

やっとこいつが縫い上がって来ました。
長襦袢については、多少派手とか斬新過ぎとか大胆過ぎとかでも、失敗したなぁという気持ちが起き難いのが長襦袢大尽を助長させる悪因なのかも知れません。
さてこの長襦袢にこれまた長いコト仕舞ってあった雪の結晶の半衿を引っ張り出して来ました。あら？クリスマスに！と言っていたのに、結局正月も松が取れてから、今日は大雪地吹雪だからなんて理由をつけてセレクトですよ。これなら寧ろ真っ白な方が粋だったかも。
それはさて置き、それでも他の人が身に付けて来たものが気になるおばちゃま達と楽しく午前クラスを受けて、ちょっとラブラをふらふらしてから帰りました。新潟市はここ連日雪(特にテレ朝の天気予報では風が伴うことを知らせたいのか雪達磨がいつも斜めに飛ばされかかっています)ですが、実際のところは朝ちらちら舞っていても、朝日が辺りを照らし出すとあっという間に青空が広がり、軒がぽたぽたと音を立て始めるのです。そして日が沈むと気温が急激に下がり、路面が凍結。日付が変わる頃、また雪が舞い出すというお天気です。なので、セミナーで適当に配られ貰った矢鱈花緒のきつい雨草履が今日も失敗だった！と思いながら万代を歩く羽目になるのです。
ところで『可愛い仲間たち』、真夜中にファッションショーをしてみたとおり、とても長いです。先生が測ってみて、はっきり５寸長いと言われました。仕立てた人のミスなのか、サイズを伝えた時の私のミスなのか、今となっては解りません。この販売店は楽天から撤退してしまったし。取り敢えず単衣の季節を待って、この着物をどうにも使わない季節になったら問い合わせてみようかと考えています。

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