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beads② [handicraft]

浅草橋に行って参りました。
会社帰りに行くと無茶な買い方をしないで済むので、ちょこちょこ寄るのを信条としているのですが、寄れば寄ったであれもこれも光り輝いて、あっという間に幾人もの夏目さんとさようならをしなくてはなりません。
問屋街なので大概は17~18時で店仕舞いのところが多い中、昨今のビーズブームに乗って貴和製作所等いくつかの店舗や、硝子工芸などの教室を開いているところなど、20時近くまで開いています。

さて、今回はチェコビーズを求めに行ってきたのですが、チェコビーズには少し思い入れがあります。それもその筈、COTTONFIELDしかきれいめビーズの販売処を知らなかった頃、入り口入ってすぐ右の壁にずらりと並べられていたのの2/3がチェコのファイアポリッシュだったのです。残り1/3は当時色数のとても少なかったスワロフスキーでした。スワロフスキーは今でこそかなり安価になってきましたが、当時は結構イイお値段で、同じような色なら、あるいは色が豊富なチェコに行くのは当然の向きだったと言えます。
そんな風にしてファイアポリッシュにどっぷり浸かって色々しこしこ作っていたのですが、やはりなんと言っても色の豊富さがどの種類のビーズにも及ばないことでしょう。硝子そのものの色、仕上げにコーティングして重ねた色、グラデーション、穴に箔を張ったもの、金属の光沢をもたせたもの、パールコーティングしたもの…挙げれば限がなく、また呼び名も統一されていないようなので気に入ったものを目で憶えて探したものです。
職人さんたちがチャレンジャブルに試して生産された4㎜の色は誠にポップな色からシックなもの、上品なものまでシュウウエムラ氏のアイカラーのコンセプトさながらにあり、上手に使うと技術の未熟さをカバーしつついい仕上がりになる魔法のビーズなのです。
こんな風に恩恵に浴してしまったため、『チェコビーズ』の呼び名にどうしても馴染めず、ファイアポリッシュ=チェコと勘違いしていた頃もありました。若気の至りです。チェコの中の一製品としてのファイアポリッシュという位置付けにやっと馴染めたのがマシンカットといわれるちょっと雑な鋭い切り口のチェコビーズが店頭に並んだ頃でしょう。棗型、雫型、エリカなどがなぜかファイアポリッシュの亜流にしか見えなかったのに、マシンカットはちょっと画期的だったなと思うのです。

そういうわけで、今回はぺタル(花弁)型チェコを求めながら、我がビーズ歴におけるチェコ、特にファイアポリッシュ、その中でも特に3㎜の自分に与えた影響を思わずにはいられない夏目さん3人とのお別れだったのです。


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