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典礼聖歌391より『ごらんよ空の鳥』&典礼聖歌351より『さつきのきさきを』 [pleasure]

不信心な私は基督教だろうが仏教だろうが、『何かイイ』と思えればそれでいい所謂日本人です。
15日の伊勢原の日向薬師の法師のお経二重唱もα波が出そうな感じでしたが、ミッション系の学校で過ごした期間が長い所為か、聖歌も実は好きだったりします。ある程度好き嫌いはあるのですが、アメリカ経由で来た歌より、古い歌のほうが好きみたいですね。単純にプロテスタントがダメなのかな。
『ごらんよ空の鳥』『さつきのきさきを』は多感な十代にベビーローテーションで聞いた聖歌だからか、馴染みが深く思い入れも一入です。
『ごらんよ空の鳥』は7月の歌なのだそうです。確かに白百合は夏の花ですね。(マドンナリリーを含めた百合の来歴についてはここでは言及しないでおきます。イスラエルの百合は白くないのですし)蒔きも紡ぎもしないというくだりも好きですが、転調する『友よ、友よ今日も』の辺りが実は胸につんとくるのです。
『さつきのきさきを』は題の通り、5月の歌です。聖母月ですから。この歌の二番が好きで、古語調の言葉遣いもさることながら、『千草みだれて色とりどりにぞ織りなす錦み飾りにせよと地は咲出でぬ』とはうつくしい光景ではありませんか。先日後輩の子にも指摘されたのですが、言葉にせよデザインにせよ花や植物が織り込まれたものがどうも好きなようです。

歌う、という行為は五感をフルに働かせる行為です。ヘタでも色々と入り込めて、人間も感覚と脳の連動したイチ動物であるという安心感を得られますね。


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