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ひめ吉半衿『兎』 [pleasure]

久しぶりに半衿熱再燃。
だからってすぐちくちく付け替えたりしない怠惰さなのですけれど。
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には申し訳ないんだけど、本当はこっちの方が本命。でも猫の方がポーズは可愛い。
猫のコケティッシュさには兎の野生は負ける。
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今日は天皇誕生日です。カレンダーを辿ると今年は九月からずっと毎月23には何かしら赤い日でした。休日か日曜日。毎日が日曜日の私には正直あんま関係ありませんが。ただ、そんな無駄なカレンダー情報を眺めていると、もう◯ヶ月も過ぎたんだぁ、と思うばかりで。
小さいいきものZ(水木一郎風に発音してください)はあっという間に肌着がパツパツになり、Aのワインの入った脚なしグラスを物欲しげに見、箸の動きに合わせてまむまむと口を動かすようになりました。早くもべちゃべちゃにした米粒(お粥ですら無い)を食べています。でも、金属スプーンは嫌い。深いスプーンは食べ難いくせに、この形が好き。変な子。食べ切らないとお粥擬きはエマ行き。こんなべちゃべちゃ生活と格闘していると、昔の人はこの着物の袖をどうやってどこに絡げて乳児を育てたのかしらんと思ってしまうのですが、と同時にとある呉服屋さんの書いたらしきサイトに『巨大化する着物』という項目がありまして。
日本人の背丈が伸びた、というだけじゃなくって、洋服に準じた大きさになったから、という説を読んで、まぁそこんところもあるよね、と思いました。でも本当のところはどうなんでしょう。活動着じゃなくなったから、中国の纏足と一緒で動かないのはブルジョアの証、みたいな風潮が席巻してしまったじゃないかな、と私は思うのです。だから着物を売る店は『着物屋』ではなく、『呉服屋』。絹物ばかり偏重し、綿やウールを見下す。確かにウールは毛玉になるけど…。絹は優れた繊維だとは思うけど…。そしてニットの導入も頑なに拒む。絹糸のニットにすればいいのに。判らない。ニット産業に転じた織元のことを物っ凄く扱き下ろすんだよね。『俺たちはまだ頑張ってるのに!』という気持ちは判るけど、ニット産業のお世話になって普段生活してないのかい?アナタ靴下履かないの?セーター着ないの?手袋しないのマフラーしないの軍手使わないの?
はーはーはー。
あれっ、エキサイトしている自分が馬鹿みたい。世の中をさらっと見回してみたら、案外面白いものも売っていました。
ニットレースの羽織
いつかシルク糸でこんなの編んで威張って着て行って、そんなもん…と難癖つけられそうになったらこれ絹ですよって、威張って言ってみたいものです。
タグ:半衿 着物
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