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ヌルくて険しい単衣の着物 [pleasure]

アホやん、私。

10月になってすっかり風が冷たくなりました。
日中は陽射しを浴びて少し歩くと汗がじわっと滲んで、もう少し汗対策してくれば良かったかしらと要らん汗を更にかいてしまうのです。
最近は気候変動で10月でも単衣でイケちゃう?なんてよく巷では申しますが、一日着物で過ごそうと考えたら少なくとも外側の長着だけはもう袷でないと一日をカバーできません。うーん、長襦袢だけ単衣に、外は袷、羽織は単衣のかるいやつにして、なんて見た目は色で涼しく素材と仕立で保温力を持たせて、重ねるものを選んで通気性を上げて、というウルトラCをかます必要があります。
面倒くさっ。
結局夏の終わりにぎりぎり届いた薄紫の小千谷は今年はもう出番なく、残念ながら最も早いデヴューは来年の6月頃となりそうです。
小千谷にあわせて本当は麻の長襦袢が欲しいなと思っていたのですが、一遍に揃えるのは流石に財布が厳しいのと、折角麻を選ぶなら紋紗がいいなと企んでいたので、その時の麻紋紗の選択肢は大概撫子か秋の七草、桔梗で何だかどこかにありがちだな、とやめにしたのでした。因に今まで見た紋紗の中で最も粋だなと思えた柄は蛍で、次いで眼高、鮎でした。ナルホド、花柄より動物柄。
そんなこんなで、そろそろアイツとかアイツとかアイツとか出番じゃーん?と揉み手をしながらワードローブを引っくり返しながら加賀友禅と牛首紬のセミナーをぼ〜っと聞いていたら(いやどうせ、何も買わないし買えないし、と自分をナメてたのです)普段仕立上がり10万を絶対切らない絹紋紗が他の長襦袢と同じ価格で〜とがっつ営業され、…負けてしまいました。
もう少し先の先くらいで誂えようね私♡なアイテムだったのにぃ。
いずれ欲しいと思っていたし紋紗の柄も少しレアな感じで買ったことに後悔は無いのだけど。☜それでも声が小さい。

険しい道程はまだ暫く続くことになってしまいました(泣)。そして麻と絹、順番が逆になってしまいましたよトホホ。
暑さの具合によってはそれでもまだ単衣も出番がありそうな10月。早くはっきりぱっきりこれだ!な季節に移り切ってしまって欲しいものです。

そんなことを考えながら一週間放置してやっと柔らかくなった伯母の葬式で頂いてきたパイナップルをやっと食べました。再三に渉りますが果物、大好きです。
しかし。
キウイフルーツの悪夢再び!Aがワインやビールで腹が一杯になったと、3:1で分け合ったのも災いしました。
舌、びりっびりです。
下唇からその内側にかけて、何か腫れてる気がします。
その後朝日村のお土産に買ってきた無花果を旨い旨いと幾つも食べたのも災いしました。実が小さいからと敢えて包丁で剥かず、半分に割ってスプーンで掬って食べたとき、きっと皮で上唇を擦ったに違いありません。ひりひりします。

アホやん、私。
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