阿由葉稜(あゆばりょう)『暗号ーBACK・DOOR』 [books]
↓ 私はこの改題が納得いきません。いいじゃん、『暗号』で。
目の前で変死した友人が託したものは、世界最強の暗号ソフトだった。多国籍企業に国家、さらには怪しい謀略組織まで入り乱れた暗闘の幕が開く!「クロノス」は、世界最強の暗号アルゴリズムを使用した、セキュリティ抜群のコンピュータ暗号ソフトだ。亡友・滝本吾郎の遺志を継ぎ、このソフトを世界標準にするために奔走する石黒悠太をつけねらう黒い影。やがて接触してきたジェイク佐伯と名乗る男は、「クロノス」に自分たちだけが暗号を解除できる裏口をつけるよう要求してきた…!!期待の新鋭が鮮烈に描く、最新型謀略小説の傑作。
…だそうな。話がとんでもない方向へ飛んでいくので、期待を心地よく裏切ってくれます。
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