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堀秀道 楽しい鉱物図鑑 草思社 [books]

楽しい鉱物図鑑 時代は大きく離れていますが、植物分類に於いて牧野を挙げるなら、鉱物はやっぱり堀秀道でしょう。牧野と堀に共通しているのは、専門学府で博士号を得たのではなく、自力での勉強によって大学院などで鞭撻を得たのと同じ力を得、学位を獲得できた事が凄いのだと思うのです。
そんな小難しい事はさておき、この本の良いところは何しろ写真が大きくて美しい!そしてほしくなったら練馬へGo!鉱物標本店㈱鉱物科学研究所へ…あっ!知らないうちに名前が変わっている!ナンダナンダ虹色に鈍く光る灰鉄柘榴石(アンドラダイト)?レインボーガーネット?えっ、奈良の天川村?はっ!!つい世界に!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)楽しい鉱物図鑑〈2〉
というくらい世界に引き込まれてしまうのです。櫻井欽一もびっくりの肉眼鑑定士です。きちんと説明する事がこんなにぐいぐい引き込む力を持っている事に感激しつつ、同時に地球や宇宙と時間がつくり出す摩訶不思議で多様性に富んでいながら遠く離れた所でも同じ原子組成の鉱物が見つかる…DNAをもたない無機物の互いの関連性には興味の止め処がありません。


そういえば何故春になると鉱物が恋しくなるのでしょう?確か鉱物科学研究所へ初めて行ったのも二度目に行ったのも、豊玉で黄色い鬱金桜が爛漫と咲いている頃合でありました。


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