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バックギャモンとオセロ [handicraft]

最近不穏な記事しか書いてない。読み返すのすら嫌になる。だからって毎日穏やかならざるギスギスした中で暮らしているのではない。七月、上の子Zが誕生時に欲しがったのは何故か『将棋』。いいけどね。何故?
どうせ真剣になるのではなく、ボードゲームとして遊ぶのだから、ちょっとオサレなやつにした。●
すると下の子Mが物欲しげにして見ている。誕生日でもらったものだから、流石に今欲しいとは言い出さないが、彼女の誕生日は四月で、なあんとなく消え物で済まされてしまっている。なんだかかわいそうになってきて、だが同じく将棋を与えても意味がない。そして我が家にはオサレチェス(相棒で使われてるみたいなガラス製のアレ)もある。じゃあオセロしかないジャーンと思ったが、時代はデジタルで、もう盤を買うのもアホらしい。しかし物体として対戦してナンボだよなぁ。こういう葛藤から何故か、『オサレオセロにしようかな』という方向に舵を切っていた。当初そういうの買うか〜と密林やら探ったものの、納得いかない。どうせ買うなら将棋やチェス同様透明と擦りガラスを駆使したデザインがいい。だが、オセロの特質もあって盤は緑駒は白黒が殆ど、仮に色のバリエーションがあってもあんまり素敵じゃない。ふと、Googleの画像検索にかけてみると、駒が丸ではないものがポロポロ出てきた。なるへそ!丸じゃなくてもいいな!白黒に拘るなら、逆手にとって白黒が面白いモチーフにしたらイイ!よし!レジンか樹脂粘土で駒を作るぞ!盤は後から考えるぞ!という訳で、作り始めた。

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そう、表は白鳥、裏返したら黒鳥。正にオデット・エ・オディール。
よく見なくてもわかる通り、白が美しくないし、表面の仕上げが雑だし、気泡入りまくり、挙句白の色が安定しない。ダイソーの白レジンは少し黄ばみやすく、ちょっと白を強くしてしまってUVを長く当てると途端に黄ばんでしまう。でもまあイイ、子供が遊んでるうちに汚すものだと思えば。カードゲームと違ってそれぞれが他と見分けがつかないことで不確実性を孕ませる必要などまるで無い。互いの陣地になっているかどうかぎわかればいいのだ。当初フェルト地を何かに貼って…と考えていたのだが、途中で気が変わった。よくある二つ折りのボートにしよう。百均で小型のトレー二つ買ってきて、その裏側を使うの。そしたら内側がいい感じに余るな〜バックギャモン風にしよう、いやいっそバックギャモンできるようにしよう、バックギャモンの駒も作ろう、ついでに賽子も…とただ今妄想爆進中。外側が白鳥の湖なのだから、内側もうんとメルヘンなテーマで作りたい。だからって面倒くさい駒を作るのはもう嫌だし、どうにもアイデアも出ない。何ももう物語でテーマを縛らないで、メルヘン(とはちょっと違うけど)の大団円にありがちなシヤワセに暮らしましたとさ、に肖り、宝石キラキラって感じにしようかな?するってぇとモールドが無いぞ?また密林に狩に行かねばならぬのう、おっとまたレジンが足らないぞ、つかよく考えたらオセロって64個以上駒を使わなきゃなんないジャーンまだ24個だよ、一体どんだけレジン要るんだよ…てな具合で。近所のセリアの棚から白と黒のカラーレジンがどんどん消える。百均って物によっては同一ラインナップをセットで仕入れる関係で、一色がなくなったからって直ぐには補充されない。斯くして謎のセリア行脚が始まる…明日、箱のペイントへ行き着くだろうか。ピンクに塗りたいのだけれども。

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