LA FOLLE JOURNEE新潟 [pleasure]
コンサートだとか落語だとか、基本未就学児がお断りなのは仕方ないことです。でも、私はコンサートだの落語だの聞きに行きたい訳で。預ける?誰が預かってくれるのでしょう、0歳児。
こんな親は少なからずいた筈。でも、実際のところ『0歳からのコンサート』では、幼児達が、飽きる・不安になる・疲れる・つられるでわんわん泣く子供続出。親はこういうタイトルのコンサートなので表向き子供のため(本気でそう思ってるハイソな方もいらっしゃるでしょうけれども)なので、入場料も払っているので宥めすかして終わりまでホールにいたいのかもしれませんが。
泣き止まなかったら、出ようよ。
その為に出入りは緩やかになっていて、演目の途中でも扉の開閉が許されているんじゃないのかな。アレクサンドル・ルーディン氏もムジカ・ヴィーヴァも、そこら辺のマナーの悪さには辟易してたみたい。こういうコンサートの目的って、公共マナーを結果的に学ぶって側面もあるんじゃないかな。
ともあれ、ラフォルジュルネ新潟、面白かったです!
コンサート料金も安いし(短いけど)、終わったあと、子供向けの無料イベントで地元のカルテットが二曲程短いのを演奏して楽器を直に子供に触らせてくれる企画があり、ウチの0歳児もヴィオラの、それも弦そのものに触らせてもらいました。どのくらい憶えててくれるんだろうか…。でも、それも体験ってことで。その間、音楽について耳から入る音くらいにしか認識の無いAは退屈げに待っていましたが、建物から出ればもう奴の独壇場で、出店で売っている食べ物にウハウハ。でもね、折角ラフォルジュルネの今年のテーマ『サクル・リュス(ロシアの祭典)』なのに、売ってるのがいつものカレーだとか鯨汁ってのはどうなのよ。旨いけど。
イタリア軒(新潟の老舗レストラン、ハズレ無く旨い)がそれっぽくピロシキ出してたけど、私の数人前で売り切れ。ホテルオークラ新潟(オークラの看板背負ってる割に美味しくない)がボルシチだしていたけど、ボルシチは私はあんまり好きじゃないし…出てる酒は箱ワインのグラス売り、生ビール、Qoo…ウォッカ出せとは言わないけれど、なんか変くね?と思いつつも、出されたものは美味しく頂く私でした。
さて、車を古町の端っこの方に駐めたので、そこまで歩いて戻る途中、県政記念館からブラスバンドが聞こえて来ます。なんとラフォルジュルネの企画で、古町の通りを車を入れるのを止めてあちこちで音楽やったり食べ物出したり(という割に一カ所だけだったような)してました。ま、古町は元々買い食いロードだし、行政のテコ入れが入ってなんか新しい店もできたりしていて結局上(かみ)の一番町から真ん中の六番町までうろうろ。駐車場は通り過ぎて。ボサノバ聞いたりブラバン聞いたり、なかなか面白かったです。お天気もよかったしね。
コンサートが朝一番の演目だったので。古町をプラプラしても午後はまだ少し未消化なくらい残っています。ようし、桜も済んだし、この時期の新潟といえば…恒例のあの花でしょう!というわけであの花へ続くのです。
ソフトバンクのCM曲は、くるみ割り人形の『葦笛の踊り』というのだそうです。
勉強になりました。
テトリスの曲、コロブチカもかかりました。近代ロシアは暗いイメージだけど、文明の末期ってこんなもんなのかもしんない。
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